楽天オープンは大会6日目を終えました。
余韻が凄いです。
準決勝
クォン.スンウvF.ティアフォー4
ランキングの差はあまり感じません。
クォンは以前から変わらず良いフォアハンドです。
T.フリッツ3vD.シャポバロフ7
熱いタイブレークあり、こちらも最後までわからない展開。
車椅子決勝
国枝慎吾1v小田凱人2
一言で歴史に残る試合。
レジェンド選手の国枝は、昨年東京パラリンピックで金メダル。今年ウィンブルドンを初優勝してゴールデンスラム達成。
グランドスラム優勝回数はシングルス28回、
ダブルス22回の計50回。
その国枝の凱旋試合の決勝、
対するは16歳小田凱人。
小田は国枝に憧れて車椅子テニスを選んだそうです。
前日のダブルスでは準優勝。
シングルスでは堂々の第2シード。
試合展開はそれはそれは凄かった。
国枝の一級品のストロークはもちろん、小田のゾーンに入ったかのような粘り強さ。
有明コロシアムにいた私は途中から1番上まで移動し立ち見に変えましたが、緊張感と選手の熱量を感じるには1番上でも充分でした。
試合後に国枝も発言してましたが、
土曜日の有明コロシアムの最後の試合という、完璧なシチュエーションでした。
おまけにお天気も良く、コロシアムの空いた屋根からは綺麗に月が見えていました。
この試合の後有明コロシアム内のお客さんはなかなか帰らず、楽天オープンMCのDJケチャップさんも驚いていた程。
日本テニス協会専務理事の福井烈さんもたくさんの方と嬉しそうに挨拶していたのが印象的で、
この有明コロシアムで日本人同士による、テニス史に残る凄まじい試合。特別な1日になった気が私はします。
1980ウィンブルドン決勝ボルグvマッケンロー
2022楽天オープン車椅子決勝国枝v小田
今後はこの4試合あわせて語り草になるでしょう^^
鈴木貴男もこの試合を"ベストマッチ"と綴っています。
https://www.itftennis.com/en/players/shingo-kunieda/800231597/jpn/wct/s/overview/
小田凱人
https://www.itftennis.com/en/players/tokito-oda/800568275/jpn/wct/s/overview/