2026/1/12
ラオニッチ引退
ラオニッチが引退を発表しました。
BIG4時代に活躍した、現在35歳のプレイヤー。
ビッグサーバーとしてよく知られ、ウィンブルドンでは準優勝があります。
カナダ出身としては同い年にポスピシル、少し前にダブルスのネスター、
今ではオジェアリアシムとシャポバロフがいますが、
2010年代のラオニッチの登場が、カナダテニスの印象を一気に変えました。
途中からのヘアスタイルの変化も良かったですよね。
またジャパンオープンにもよく来てくれて、なんと3度の決勝進出。
錦織との熱戦も多く、日本のテニスファンには大きなインパクトを残したと思います。
錦織vラオニッチ
ラオニッチと錦織の同世代対決。
ビッグサーバと正確リターン。
2人によるタイブレークは本当に多く、且つ長い試合も多かった。
錦織は東京で2度の優勝がありますが決勝はどちらもラオニッチ。
ニューヨークでの深夜に終わった試合もありました。
お互い自国では唯一のトップ10選手であったため、常にエースの立場。
そんな中2015年デ杯でも対戦。この試合もファイナルセットでした。
通算対戦成績は錦織5勝、ラオニッチ2勝。
錦織世代
記録
錦織は1989年12月生まれ。2007年プロ転向
ラオニッチは1990年12月生まれ。2008年プロ転向
ディミトロフは1991年5月生まれ。2008年プロ転向
チリッチは1988年9月生まれ。2005年プロ転向
デルポトロは1988年9月生まれ。2003年プロ転向
この選手らを今回「錦織世代」としました。
よく言われていたのは、BIG4の次の世代です。
世界ランキング最高位は、
錦織が4位。ラオニッチ、ディミトロフ、チリッチ、デルポトロが3位。
グランドスラム優勝は、チリッチ1勝、デルポトロ1勝。
グランドスラム決勝は、
錦織1回、ラオニッチ1回、ディミトロフ0回、チリッチ3回、デルポトロ2回。
ファイナルズ出場は、
錦織4回、ラオニッチ2回、ディミトロフ1回、チリッチ4回、デルポトロ4回。
年に9回あるマスターズにいたっては優勝が、
ディミトロフ、チリッチ、デルポトロの1回ずつのみ。
これらの戦績、難しい見方ですが決して多い数ではないでしょう。
因みに錦織とラオニッチの「ビッグトーナメント」優勝はいまだ0ですが、
2人合わせたマスターズ準優勝8回は全てBIG4に敗れています。
2008年
錦織は2007年10月デビュー。プロとして年始から活動をするのは2008年から。
2008年はラオニッチ、ディミトロフのプロデビューでもありました。
この年ラオニッチは来日し吉田記念テニス研修センターに来ていたことは、
私は後になって知りました。
ディミトロフは、ウィンブルドンジュニアの優勝がありましたね。
そして錦織は、2月のツアー優勝から始まり、全米、北京五輪などと目まぐるしい年。
チリッチもこの年にツアー初優勝とグランドスラム4回戦を経験。
そしてデルポトロは4週連続優勝、全米ベスト8、ファイナルズ出場。
このときはまだ、デルポトロ、チリッチ、そして錦織の躍動といった
3選手へのインパクトのみが強かったと思います。
2014年
この年ウィンブルドンでは、
ラオニッチとディミトロフが準決勝へ進みました。
ラオニッチは3回戦で錦織に、
ディミトロフは前年度優勝したマレーに勝利。
全米では錦織とチリッチが決勝進出。
それに準決勝ではチリッチがフェデラーに、
錦織がジョコビッチに勝つというとても印象に残る結果でしたね。
この大会でもラオニッチと錦織はあたっていますが、
実は全米オープンシリーズ第1位がラオニッチでした。
この勢いそのままに来日、東京では3年連続の決勝戦です。
年末のファイナルズには錦織、ラオニッチ、チリッチの3人が初出場。
そういえば、この年この3人ともがフェデラーに勝ちましたね。
「錦織世代」が果敢に「BIG4」に挑んでいった時代です。
比較してみて(誕生日とテニスの関係)
錦織とラオニッチは12月生まれ。チリッチとデルポトロは9月生まれです。
以前、サイエンス誌に掲載された
「生まれた時期がテニス選手の成功にどの程度寄与しているか」という論文。そこには
” 男女問わず、早い誕生日ほど選手の人数が多いこと。
テニスにおいて誕生日はその後の成長に大きく関与する ”と結論付けていました。
ちなみにITF規定では、大会の誕生日区切りは1月1日~12月31日です。
ここだけで考えると錦織12月29日、ラオニッチ27日生まれって凄く不利だったんですね。
再起なるか?!
錦織効果で最近のテニス視聴者は増えました。
「BIG4」と「錦織圭」が同じ時代のことを取り上げる人もいますが
その相乗効果は確かにあります。
有明にいると海外勢の中でも、チリッチとラオニッチは特に知られた存在に思います。
私の中でも少し特別です。 そんな彼らも30代半ば。
現役続行中の錦織、ディミトロフ、そしてチリッチ。
フェデラーナダルらと戦った経験を、
シナーアルカラス世代へぶつけてほしいところです。
最後に、SuperThanks RAONIC!!!!
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