この6月だけで素晴らしい日本男子の活躍が相次いでいます!
なかでも小田凱人の全仏優勝!
グランドスラム初優勝、最年少の17歳、世界ランキング1位といろいろありますが、なによりもプレーが良かった!
決勝相手のヒュウェットとは全豪決勝でも対戦。
正直そのときは、差を感じました。そこからたった5ヶ月ほど。
フォアもバックもスピンの効いたショットで、アングルも打てて、前も出る。
力関係が逆転してました。
そしてWOWOW解説は国枝さん。
国枝さん自身、解説は初めてだそう。なんとよく出来た展開。ではなく、すべて選手やチームが勝ちとったものですね。
試合直後の小田がつけた中継用イヤホンからの第一声は「凱人おめでとう!」と国枝さんの声でした。
2021/5/17
2023/6/11
西岡がなんと全豪に続いて全仏でも4回戦進出!ランキングは24位に!
誰もが目標とする100位、修造のもつ46位を切り、1月には33位。
ここまでで相当ですが、24位にまでなりました。
日本人男子で24位の選手を、いったい何人想像できたでしょう。
そして先週は錦織の復帰戦でした。
そのため"約1年8ヶ月ぶり"というワードを何度も聞きました。しかも30歳を超えてです。
復帰戦の舞台はプエルトリコのチャレンジャー。
「初戦どうかなぁ、無事に1試合闘ってくれるといいな」そう思ってました。みんながそうじゃないのかな?
注目の初戦は観れなかったので準決勝の録画配信から。
「え?準決勝?」ってなりました。
初戦突破どころじゃなかった。
そして、優勝までしました。
もう錦織でそこまで驚かされることはないと思ってた。
2008年、18歳でツアー優勝した日本人
2014年、全米決勝進出に、ファイナルズ出場までする日本人
2015年、世界ランキング4位
これまでで十二分に信じられない選手ですから。
試合の最後、フワッと飛んでフォアボレーで優勝を決める。
からの両手を上げて喜ぶ姿。もう20回は観ました!
また、錦織と決勝を闘ったアメリカのマイケル・ゼン。
良い選手でしたよ~、第2セットなんかどっちに転ぶかわからない内容で。
こちらもまた今後が楽しみ。
Welcome back to the winner's circle 🙌@keinishikori claims his first title since January 2019 after beating Zheng 6-2, 7-5 in Palmas del Mar#ATPChallenger pic.twitter.com/UVTUlqIhnG
— ATP Challenger Tour (@ATPChallenger) 2023年6月18日
西岡の24位という素晴らしいニュース。
と同時期に錦織復帰戦で優勝。
なんだか2014年の西岡アジア大会優勝と、
錦織全米準優勝が同時期だったことを思い出します。
また、今年チャレンジャー初優勝から現在キャリアハイ更新中の島袋が、今月もチャレンジャーで結果を残しています。
そしてウィンブルドン予選には内山が出られることになったそう。
日本男子、良い感じです。