ウィンブルドン2023

先ほど、今年のウィンブルドン男子シングルスが終わりました。時刻はいま4時半。いい試合でした。

今大会を知ってる限り振り返ります。

 

 

今大会はナダル、チリッチ、ハチャノフ、大会開幕直後にキリオスの欠場もありました。

 

2回戦では、去年だと絶対実現しなかったルブレフvカラツェフのロシア勢同士の好カード。

 

大会2日目はフェデラーが観戦に。女子1試合とマレーペニストンの試合。

元選手が観戦にきただけで、名前を呼ばれての紹介はさすがフェデラー待遇。

 

今大会初戦注目カードは、

J.ベセリvS.コルダ22

M.クレッシーvL.ジェレ

C.アルカラス1vJ.シャルディ

どれも観れなかったなぁ。

 

しっかり観たのは1回戦

C.ムーテvR.ガスケ

 

ガスケにとっては最後かもしれないウィンブルドン

ムーテという左利きで技の上手い選手も面白かった。

私はルコックを着て応援!雨による中断後も別のルコックに着替えて応援!

初めてやったこういうの。

思えばガスケは今年のグランドスラム、3大会連続で初戦フランス勢。さすがフランス。

 

 

2回戦

F.セルンドロ18vJ.レヘチカ

 

アルゼンチンとチェコの、個人的に注目の2人。

セルンドロは前哨戦ロンドンで好成績でした。が芝に順応してる印象はあまりありません。

得意なサーフェス、球質の違う選手同士の対戦がいい。

 

 

準々決勝

メドベージェフvユーバンクスを観れなかったのが残念。

準決勝

J.シナー8vN.ジョコビッチ2

C.アルカラス1vD.メドベージェフ3

 

ここ最近のグランドスラムで1番の組み合わせと思いました。

ジョコビッチが優勝候補、それに次ぐのがこの3人。

いや、でもジョコビッチ…。

こんなワクワクしながら2試合観れました。

 

大会最終日、決勝

C.アルカラス1vN.ジョコビッチ2

誰もが納得の、大注目のカードでしょう。

 

第1シードアルカラスは2003年生まれの20歳。

"スペインの将来有望な選手"として早くから名前はあがってました。

一昨年には、ついにナダルと対戦。完敗だったと思います。

その後ウマグでのツアー初優勝が18歳のとき。

去年はハードでもクレーでもマスターズ優勝。

そして全米、長い2週間を勝ち抜き優勝。世界ランキングも史上最年少1位へ。まだ19歳。

怪我から復帰した今年もすでにマッチ勝利数ツアーで1位。

なんとすごい選手です。改めてまだ20歳。

 

 

ジョコビッチウィンブルドンのプレー、

これまでのキャリアは男女を含めても歴代最高。

初めてグランドスラムをとり、それでも「第3の男」と書かれたのがもう15年も前、2008年。

年始から脅威の連勝記録、グランドスラム年間3勝、初めての世界ランキング1位になったのが2011年。

全仏4度目の決勝でついに優勝。生涯グランドスラム達成が2016年。

それから7年も経ってなおツアーを引っ張っています。今年で36歳。

 

2人の年齢差も話題になってました。年齢差の最も大きいのが1974年ローズウォールとコナーズ。それに次ぐ記録だそうです。約50年も前です。

 

試合後、ジョコビッチも言っていましたが4年前のフェデラーとの決勝。

あの興奮やレベルの高さをまた感じさせてもらいました。

 

 

この決勝戦の最中、No.1コートでは実はブライアン兄弟vJ.ブレーク/L.ヒューイットという対戦もあったんです。なんて豪華。

車いすテニスでは、小田凱人ウィンブルドン初優勝。

他にも大会期間中に錦織の、ジャパンオープン本戦入りのニュースがありました。

望月のニューポート本戦入りも。

それと、杉田の今シーズン限りでの引退。

20年程前のテニスクラシックに、当時高校生だった杉田が載っていたページを思い出します。

 

因みに現在、イタリアのチャレンジャー決勝

ガスケvペールという好カードが始まっています。

 

今年も短い芝のシーズンあっという間でした。

例年より観れなかった、けど気持ちは北米ハードコートシーズンへ^^

 

Wimbledon HP

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