ファイナルズ期間中に、東京にフェデラーがいる。
やはり慣れませんね、寂しい。
そしてファイナルズでは残念ながらアルカラスが欠場。
ジョコビッチはアスタナ優勝でファイナルズ出場を決めましたが、今シーズン出場はわずか10大会。ポイントの付かないウィンブルドンを除くと9大会です。
それでもファイナルズを決めるんですね。
今大会までのシーズンマッチ勝利37勝も当然最も少ないです。
また、次いで少ないのがナダルの38勝でした。
マッチ勝利数30台でファイナルズ決めるのもこの2人くらいではないでしょうか。
ファイナルズは連日好カードになります。
チチパス、メドベージェフ、ルブレフ、ジョコビッチのブロック。
ブロック内にファイナルズ優勝経験者が3人いるのは1997年以来。
メドベージェフの3試合には驚きました。
ファイナルズ初出場のフリッツ、オジェアリアシムの活躍も良かったですね。
決勝カードはラウンドロビン1位通過同士でしたがジョコビッチのストレート勝利。
ルードの今シーズン、グランドスラムとファイナルズ合わせて3回の決勝進出は見事です。
ジョコビッチは今大会によって、
決勝進出8回は大会史上3位タイ
優勝6回は1位タイ
35歳での優勝は、フェデラーの30歳3ヶ月を大きく離して史上最年長。
大会獲得賞金はフェデラーを抜いて史上1位。
出場権獲得15回は4位タイ。
出場権獲得35歳5ヶ月は、年長7位。
この記録はフェデラーがトップ3を占めてましたが、今大会のナダル36歳5ヶ月が3位に割って入りました。
これらの記録、また来年以降に変動がある気がしてなりません。
また今年はアルカラスが年間ナンバー1で幕を閉じます。年間ナンバー1はこれで18人目。
BIG4以外となると2003年ロディック以来19年ぶり、アルカラスが生まれた年まで遡ります。
実はファイナルズの結果次第では、ナダル、チチパスの2人にもナンバー1になる可能性がありました。
年間ナンバー1の年少順
C.アルカラス 19歳214日/2022
L.ヒューイット 20歳275日/2001
A.ロディック 21歳79日/2003
L.ヒューイット 21歳267日/2002
P.サンプラス 22歳102日/1993
J.クーリエ 22歳105日/1992