全豪オープン2021(後半)

準々決勝

ルブレフ7vメドベージェフ4

チチパス5vナダル2

準優勝

ジョコビッチ1vカラツェフ

メドベージェフ4vチチパス5

決勝

ジョコビッチ1vメドベージェフ4

 

ベスト8にロシア勢が3人です。

これはオープン化以降初めてのこと。

準々決勝のルブレフvメドベージェフは昨年全米に続いて、グランドスラム2大会連続準々決勝で顔を合わせます。

両者とも安定して力を出せているからと言えますね。

準決勝でジョコビッチと対戦したのは同じくロシアのカラツェフ。

これまでのカラツェフのツアー戦績は3勝10敗、グランドスラムは今回が初出場だそうです。

 

チチパスは大逆転でナダルを敗り、そのチチパスにストレートで勝ったメドベージェフが決勝へ進みます。

決勝で立ちはだかるのはやはりジョコビッチです。

ジョコビッチは全豪で3年間負けなしの、

マッチ20連勝中。

対トップ10には11連勝中。

 

メドベージェフも昨年11月から、

マッチ20連勝中。

対トップ10には11連勝中。

今、最も勢いがあります。

 

個人的に、今のメドベージェフならジョコビッチに一矢報いることができるかも、と思っていました。

 

お互いディフェンシブなプレーがベースで、

徐々に自分の展開を作るという点では近いタイプ。

けどこの試合では、ギアをいくつも上げたジョコビッチが終始優勢でした。

 

また、今大会でジョコビッチグランドスラムの第1シードが25回目。

これはサンプラス23回、フェデラー24回を抜いて史上最多となりました。

 

全豪優勝の年長記録(オープン化以降)では、

ローズウォールとフェデラーが1位から4位を占めており、今回のジョコビッチ33歳9ヶ月が5位に入ります。