全米オープン2021(後半)

準決勝

F.オジェアリアシム12vD.メドベージェフ2

N.ジョコビッチ1vA.ズベレフ4

決勝

N.ジョコビッチ1vD.メドベージェフ2

 

オジェアリアシムがカナダ勢としては初の全米ベスト4を戦いました。

グランドスラム準決勝でも、2016全豪とウィンブルドンのラオニッチ、今年ウィンブルドンのシャポバロフに次ぐ3人目です。

 

ジョコビッチvズベレフは記憶に新しい東京五輪以来です。試合前にもジョコビッチはそのことに触れていました。

東京からシンシナティ含めマッチ16連勝中のズベレフでしたが、あと1歩及ばず。

とても激しい試合でした。

 

そして決勝戦はシード1、2対決。

52年ぶり史上2人目となる「年間グランドスラム」が懸かるジョコビッチ

グランドスラム決勝進出回数も今回で31回目と、史上最多のフェデラーと並びます。

対するメドベージェフは、グランドスラム決勝進出は一昨年のここ全米以来わずか2回目です。

 

内容はどうでしょうか。期待通り、それとも意外な結末でしょうか。

終盤は異様な雰囲気にもなりました。

 

兎に角、ここまで大記録のかかった試合はそう訪れません。

オープン化以降、1シーズンでグランドスラム全てで決勝進出したのはレーバー、フェデラージョコビッチだけ。

何より近年で、全豪全仏ウィンブルドンまで勝ち続けたのはジョコビッチが初めてです。

凄い1年。凄い選手です。

 

もちろん「年間グランドスラム」抜きにしてもジョコビッチとメドベージェフの優勝候補筆頭対決は、待ちに待ったカードと言えます。