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本文中の敬称は省略させていただくことがあります。

ウィンブルドン2024/決勝前夜

ロジャー・フェデラー 15個目の王冠を獲得!

新たな歴史を作りました。

ピート・サンプラスのもつグランドスラム14回の優勝を

プロ入り11年目にしまして、塗り替えました!

ロジャー・フェデラーです!」

 

これはウィンブルドン2009年大会。

フェデラーグランドスラム15回の優勝を決めた瞬間の、WOWOWアナの台詞です。

こういう言い回しをしたのは、

当時男子テニス界では「15」という数字がキーだったからでしょう。

それは確かに間違いありません。

この競技の男子シングルス。「グランドスラム優勝回数」

この記録はいつの時代も注目の的ですが、15回はあまりに現実的ではなかったはず。

この年フェデラーにとっては、

前回大会で6連覇を決勝で阻止されるというあのナダルとの決勝を経ての大会。

今大会でもまた決勝進出(7年連続)し、そして迎えたロディック戦でした。

 

ウィンブルドン2024。明日は決勝。去年に続いて同一カード。

C.アルカラス3vN.ジョコビッチ2

アルカラスは今年、全仏優勝を遂げてのウィンブルドン入り。

今大会準々決勝、準決勝をなどを考えても不安要素は少なそうです。

そのアルカラスに去年、5連覇を決勝で阻止されたのがジョコビッチです。

それでもまた決勝進出(6年連続)してくるのには脱帽します。

グランドスラム優勝は現在24回。

マーガレットスミス・コートと並んで男女含めて歴代最多。

そう、ジョコビッチは明日この記録の更新も掛かっている。勝ったら25勝目。

私はそういうのが好きですからこの選手の名前、記録、プレーを昔から知ってはいます。けれど、

どれだけの人がこの記録の更新を考えたでしょうか。

私は気にしたことがなかったです。

では明日の大一番。去年と比べると1番違うのはシーズン通しての成績でしょうか。

でもまぁこの2人の対決にデータやロジックは一度忘れて、

「テニスファンであること」「今年も試合を楽しめていること」に

改めて感謝をしながら、日曜日を私は楽しみます。

 

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