2015年というとジョコビッチ、そして
他の選手たち含め印象的なシーズンです。
まずはジョコビッチのビッグトーナメントの成績。
なんと出場した12大会すべてで決勝進出。
グランドスラム(出場4大会)
優勝3回、準優勝1回
マスターズ1000(出場8大会)
優勝6回、準優勝2回
加えて、ワウリンカはなんといっても全仏優勝。
全豪、全米もベスト4。ウィンブルドンベスト8。ファイナルズはベスト4。
2014年から2016年まで続いた決勝戦11連勝の真中でもありました。
ベルディヒは全豪5年連続準々決勝以上。
マスターズは9大会すべてに出場し、8大会でベスト8以上。
キャリアハイ4位もこの年に記録しています。
フェレールは年間ツアー5勝。
この年5勝というのはジョコビッチ、フェデラーに次いで3位です。
ATP500大会は5大会に出場し全てベスト4以上、3大会で優勝。ATP500を年間3勝は歴代でも2番目の記録。
錦織は年間ツアー3勝。メンフィス3連覇とバルセロナ2連覇を含みます。
錦織のキャリアハイ4位もこの年に記録。
デ杯ではカナダ戦2試合とコロンビア戦2試合で勝利。
この大会ポイントも賞金もつきませんが、日本エースとして大健闘です。
また、グラスコート2大会出場し2大会とも最後まで闘えず。終盤戦のパリマスターズ3回戦途中棄権もありました。
体調が万全でないこともある中、2年連続ファイナルズ出場を決めています。
そのファイナルズ出場者も、BIG4、ワウリンカ、ベルディヒ、フェレール、錦織。
この8人が特筆して強かったことは、実は大会の優勝者を見ると一目瞭然。
大会はいわゆる「ATPツアー」のことですが、このツアーにはグレードがあります。
上から「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」「ATP250」。よく見る三角形のやつですね。
()の大会数は2015年のもの。
2015年では
なんと「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」の優勝者すべてが上記8人のいずれかでした。合計にして27大会。
こんなシーズンが他にあったんでしょうか。
因みに8人のシーズンマッチ勝利数の最も少ないのが、錦織の54勝でした。
(画像は8人以外の選手に太字)
『2015 Barclays ATP World Tour Finals on Thursday - feat. Federer Djokovic Nishikori』(5:00)
『2015 Barclays ATP World Tour Finals on Friday - feat. Nadal, Murray & Wawrinka』(4:57)