男子テニス界では、新たなナンバー1が生まれました。
ドバイ準々決勝
N.ジョコビッチ1vJ.ベセリ
ベセリは久しぶりに観ましたが、フラット系のショットがどんどん入っていました。
ジョコビッチはペースを取り戻せずここで敗退。
アカプルコのメドベージェフは準決勝進出。
これらの結果によって、
ジョコビッチのナンバー1陥落が決まります。
新たな王者はロシアの26歳メドベージェフ。
BIG4以外の世界ランキング1位は、
2004年ロディックを最後に誕生していません。その間約18年。
もっとも、2位なる選手も長い間いなかったわけで、メドベージェフが2位になったときも話題になりました。
ナンバー1に新しい選手がなるのはスポーツとして良いことなのは間違いないでしょう。
トップ10にBIG4全員がいる時代でもなくなりました。
ですがジョコビッチの新型コロナワクチン未摂取に伴う影響が、新たなナンバー1誕生に影響がなかったとは、個人的にはとても思えません。
たから何だ、というわけでもないですしスポーツで"たられば"を用いても何にもなりません。
ただただ、こういった形で影響をもたらすこともあるんだなぁと思いました。
ロシアのナンバー1は、90年代に活躍カフェルニコフ、その後にサフィン。メドベージェフは3人目。
今ではメドベージェフ以外にも、ルブレフ、ハチャノフ、カラツェフとよく聞く名前が多いです。
引退した選手でも、ダビデンコ、ユーズニー、ツルスノフ、アンドレーエフと、強烈なストローカーたち。
2000年代の女子選手の活躍も目立ちました。
2008年にはトップ10のうち5人がロシア人といったことも。
ロシアテニスというと、フランスやアメリカのような次々に新しい選手を輩出するような印象ではないですが、近年はすっかりトップ選手の常連だと思います。
ロシアの明るいニュースとロシア勢の活躍には今後も注目です。
#kiddontstopdreaming pic.twitter.com/veNwRIkKnx
— Daniil Medvedev (@DaniilMedwed) 2022年2月27日