岩佐徹さん 2011/9/14
実況の仕事、解説の仕事
スポーツファンにとって最も関心を寄せるのが試合。
また選手が最も仕事に集中するのも試合なはずです。スポーツですからね。
タイトルにある「実況と解説」は、この試合の中継を観るにあたってついて回ります。
「応援する選手の試合」「歴史的な試合」「身内の試合」などでも、
視聴者が望む・望まないに限らず、常に他人の声が入ってきます。
とても重要なお仕事だと思います。
実況×解説=
正直、この実況アナと解説者のやりとりに気になることがよくあります。
文脈がおかしな説明といいますか。
「ん?つまりどういうこと?」「これ会話成りたってる?」となることが私はあります。
解説者の方はプレーのプロで、話しのプロではないでしょうし、
実況をするアナウンサーは進行のプロ。視聴者よりもプレーできないなんてそりゃあるでしょう。
実況1人解説1人とそれぞれの役割で、最低2人を要します。
実況×解説がプラスならいいですが、
この掛け算の結果マイナスなことが多いなと、思っています。2人いりません。
実況アナウンサー
私なりに実況アナウンサーのお仕事に注目します。
大事な試合を基点にしてもその試合前、最中、試合終了後、
LIVEという性質、テニスという特徴、本当にいろんな対応に迫られ、
一口に進行といっても様々なスキルを要すると思います。
特に私なんかは
「試合を観る前に入れておきたい事前情報・考えること」
「試合中リアルタイムで知りたいスタッツ」または
「試合後の雰囲気に浸りたい」
とかがあるタイプです。
それらの情報はアナウンサーによるプロの仕事と相まって、
試合がより鮮明に映ったり、立体的に捉えられたり、記憶に残りやすかったり、
視聴者にはとても助かります。
岩佐徹さん(元アナウンサー)
知識量がどうとか、現役時代の成績がどうとか。
そういう定量的なものは確かに存在しますが、いってもアナウンサーと解説者。
喋りでお仕事されてますから、視聴者個々による好みは大いにあるでしょうね。
冒頭リンクは元アナウンサーの岩佐徹さんのブログ。
ご本人のブログによりますと岩佐さんは、
1963年から2005年までフジテレビとWOWOWでスポーツ実況をされていた方です。
私の中でもテニス中継おなじみのアナウンサーでした。この記事では、
解説者としておなじみだった柳恵誌郎さんについても書かれています。
「WOWOWのテニス中継」「実況と解説」「ビジネスパートナー」
こんな切り口でしょうか。
このブログ是非、テニス好きな方、スポーツ観る方に広まったらなと思いましたし、
1人のビジネスマンとしても「こんな仕事ができたらな」と思います。