Guardian Sport
『French Open: doubles pair disqualified after stray shot leaves ball girl in tears』(0:54)
2023/6/4tennismagazine.jp
2023/6/9
全仏オープン2023女子ダブルス3回戦
大きく話題になりました。加藤未唯の行動と、失格という措置。
まず私はテニス好きですが女子の試合はあまり観ていません。
"男子にはないが女子にはある当たり前"があるなら私にはわかりません。
この全仏で起きた一件が「失格に相当するか、否か」に関しては書きません。
そこに結論づけて書くのではなく、
いつものように思ったことをまとめておきます。
返球について
これが1番ひっかかります。
インプレーではないとき、選手がボールを"軽く"打つこと自体はよくあります。
ただあの返球は当たり前ではないでしょう。
ネット際から反対側に打ち、
そのボールはノーバウンドで後ろの壁にあたる勢い。
正直、あんなの初めて見ました。
選手がボールを返球するシーンを私は1万回は見てますが、その上で驚きです。
「正式なルールには明記されていないから、ルール違反ではない」
という考えは適応されないでしょう。ルール以前の話です。
この一件、「失格が妥当か、否か」に対しての意見が多いようですが、
「マナー違反か、否か」だと、明らかなマナー違反に見えます。
主審の判断
これ、正確なことはわかってないです。
どこかの記事で、
「主審は最初に『警告』にとどめていた。
しかし相手ペアによる抗議によって、加藤の『失格』が決まった。」
と見ました。
これが本当なら大問題だと思います。
テニス、スポーツに限らず、ルールありきで行うことは多くあります。
その場合、ルールで決められた力のある者の決定は絶対です。
極端な道徳無視、非人道的等は別として、
ルールで決められた力のある者(主審)の決定は絶対。
なぜなら”ルールで決められているから”。
これ以上議論の余地はありません。
そんな存在の意思決定を、一方の選手の影響で変わったのが本当なら、
これこそ問題だと思います。
別種目(ミックスダブルス)
今回の件で初めて知り、初めて気になりました。
失格を受けた選手でも、別種目には出られるんですね。
警告を受けた、失格になったなどはあくまでその試合、その種目での話。
賞金やポイントの没収も、その試合での話ということ、そんな解釈でしょうか。
第三者の反応
この件に関して私は、他の人(選手、大会側、関係者、素人)の反応はあまり知りません。それでも多少は目に入りました。下記のような具合でしょうか。
「加藤擁護?派」
・警告に留めるべき
・加藤よりも相手ペアの対応の方が悪い
「加藤否定?派」
・大会の措置は正しい
・返球方法に問題がある
ボールガール
ボールが直撃した女の子。しばらく泣いてしまいました。
痛いのも、びっくりするのも当然。あの大舞台で一生懸命やっている最中です。
それはそうなんですが、
「ボールボーイ・ボールガールってまだ必要なんだろうか。」といった意見もあるようです。
確かにあそこはボーイやガールが何人といていい程、安全な場所ではない気もします。
今回の件は正直例外ですが(選手のマナー違反な要素が大きいので)、
ボールが直撃するリスクは常にあります。
昔と比べてボールの速度もかなり上がってます。
表現が難しいですが「試合の進行の妨げになりかねない」とも言える一面はあります。
ボールボーイ・ボールガール廃止の意見も、一定の説得力はあるように思いました。
敢えてこういった考えも書きましたが、
ボールパーソンと呼ばれる存在には、やっぱりポジティブ要素が多いのも事実だと思ってます。
こんなとこでしょうか。
公式のルールブックがやっぱり欲しいです。
この内容は去年(2023年)に書いたものです。今年の全仏までに投稿しておきたくて。
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